つみたてNISA(積立NISA)は少額から始められる投資の制度として多くの人が資産形成に活用しています。この記事ではつみたてNISAの基本的な情報から、メリットとデメリット、始め方までをまとめてみました。今からはじめようかと思っている人は是非参考にしてくださいね。

ちなみに僕は2022年からつみたてNISAの口座を開いて今現在までに+2,5873円の評価損益が出ているよ!




つみたてNISAとは?
つみたてNISAは、日本政府が提供する少額投資非課税制度です。この制度では、毎年投資の制度額に一定の上限が設けられており、投資によって得た利益が非課税となります。 具体的には、年間最大40万円までの投資に対して、最長で20年間にわたり運用益が非課税になります。
つみたてNISAのメリット
それではここでつみたてNISAのメリットを見ていきましょう。
運用益が非課税になる
通常、投資で得た利益には20.315%の税金がかかりますが、つみたてNISAではこの税金が免除されます。これにより、長期的な資産運用の効率が高まります。
少額から始められる
つみたてNISAでは、毎月数千円から積立てを始めることができるため、投資初心や資金に余裕がない方でも取り組みやすいのが特徴です。
長期的な資産形成に最適
つみたてNISAは、長期的な資産形成を目的として設計されているため、リスクを抑えながら、安定的に資産を増やすことが可能です。 ドルコスト平均法により、価格変動のリスクを分散されます。
ドルコスト平均法…
毎月や毎週など、決まった期間に同じ金額を投資します。価格が高いときには少ない量を購入し、価格が低いときには多く購入することになります。これにより、平均購入価格が平準化され、長期的にリスクを抑えた運用ができるのが特徴です。
ドルコスト平均法は、長期的に資産を増やしたい人に向いている投資手法です。価格変動に一喜一憂せず、コツコツと積み立てることで、安定した運用が期待できます。
手続きが簡単
証券会社や銀行で口座開設を行えば手軽に始められます。さらに、政府が定めた基準を投資信託のみが対象となっているため、初心者でも安心して商品をえらべます。
つみたて投資枠対象商品(金融庁)
つみたてNISAのデメリット
年間投資額に上限がある
つみたてNISAでは、年間40万円という投資の上限があります。大きな資産運用を目指す方には物たりないかもしれません。
非課税期間が限られている
非課税期間は最長20年間です。20年間を超えると、通常の課税口座に移管され、以後の運用益には税金がかかります。
元本保証がない
つみたてNISAは投資商品であるため、元本保証はありません。市場の状況により、投資額が減少するリスクもあります。
つみたてNISAの始め方
つみたてNISAを始めるには、まず証券会社や銀行で専用のNISA口座を開設する必要があります。 楽天証券やSBI証券、マネックス証券、ゆうちょなど様々な金融機関がつみたてNISAに対応しています。
つみたてNISAで投資できるのは、厳選された長期運用向けの投資信託やETFです。
リスクの低いインデックスファンドが主流となっており、分散投資がしやすいのが特徴です。
ETF(Exchange Traded Fundは、「上場投資信託」とも呼ばれる金融商品です。ETFは、株式市場に上場している投資信託のことで、株と同じように市場で自由に売買できます。
口座開設後、毎月の積立額を設定します。月々の積立額は100円単位から設定できる口座もあり、自分のライフスタイルに合わせて無理なく運用できます。
つみたてNISAは短期的な利益を狙うものではなく、長期的にコツコツと積み立てて資産を増やすための制度です。 10年、20年と続けることで、福利効果が期待でき、資産形成に大きな力を発揮します。
まとめ
つみたてNISAは、投資初心者や少額からコツコツと資産を増やしたい人に最適です。
長期的な資産形成を目指しながら、リスクを抑えたい投資を行いたい方にとって、つみたてNISAは非常に魅力的な制度です。
つみたてNISAの最大のメリットである非課税を生かしながら、自分の将来の資産形成を計画的に形成していきましょう。


コメント