画像生成AI『Bing Image Creator』の解説

今回紹介するのは、画像生成AIの『Bing Image Creator』について紹介します。

Bing Image Creator はMicrosoft社が提供している画像生成AIです。
Microsoftのアカウントさえあれば誰でも無料で使用できるサービスなので手軽に使えるのが大きな魅力です。

まずは特徴と使い方を見ていきます。

Bing Image Creator（ビングイメージクリエーター）とは

Bing Image CreatorはMicrosoft社が開発した画像生成AIです。 生成したい画像のイメージしたプロンプトを入力するだけで画像が作れてしまいます。

プロンプト…「プロンプト」とは、AIやコンピューターに対して何をするか指示するための言葉や質問のことです。

画像を生成する際にはOpenAIが開発した『DALL・E3』という画像生成AIを使用しています。

『Bing Image Creator』の特徴

Bing Image Creatorの特徴は次のようになります。

〇 日本語のプロンプトにも対応している
〇 Microsoftアカウントがあれば無料で利用できる
〇 スマートフォンのブラウザやアプリでも利用できる
〇 利用回数と生成速度の制限

日本語のプロンプトにも対応している

Bing Image Creatorは2023年4月から日本語のプロンプトにも対応しています。

他の画像生成AIツールに比べ日本語で質の良い画像生成が手軽にできてしまいます。

Microsoftのアカウントがあれば無料で使用できる

Bing Image Creatorは、Microsoftのアカウントがあれば誰でも無料で利用できます。

発売当初はDALL-E2という今のDALL・E3より低いバージョンを使っていましたがグレードアップされたバージョンが無料で使用できるのは魅力です。

スマートフォンのブラウザやアプリでも利用できる

Microsoftのアカウントにブラウザからログインすればスマートフォンからも『Bing Image Creator』を利用できます。

PCでも他のデバイスでも手軽に利用出来ることはユーザーにはありがたいことです。

利用制限と生成速度に制限がある

『Bing Image Creator』は利用回数に制限はありませんが、画像生成速度には一定程度の制限があります。

それにはブースト値が関係しています。

ブーストとはAIイメージの作成・編集・サイズ変更を高速化することでこれまで以上に優れた」生成を実現し、よりクリエイティブな柔軟性を実現します。
ブーストが不足すると一日で増加します。
（Image Creator よくある質問より引用）

実際に生成してみる

まずはBing Image Creatorにアクセスして実際に画像の生成をしてみましょう。

画面上の赤い枠内に自分が作りたい画像の説明文を入力します。

入力の仕方は色々とコツがありますが、まずは自分が思い描く画像の説明文を入力していください。

今回は『自然 45歳の男性 後ろ向き 太陽』と入力してみました。

英語で入力してみると『Nature 45 year old male backward sun』となり下のような画像が生成されました。

色々な画像を作ってきて気づいたのは、日本語よりも英語のほうがより近い画像が生成できると感じました。

＞＞日本を英語に訳するツール『 Deep L』

まとめ

日々進化を続けるAI技術は、これからの時代に欠かせないスキルとなることは間違いありません。少しずつでもその技術に触れて、AIの発展に乗り遅れないようにしていきたいものです。

Bing Image Creatorは、誰でも無料で画像生成ができる優れたツールです。
同じようなツールは他にもたくさんありますが、まずはこのBing Image Creatorを使って画像生成のスキルを磨いてみてはいかがでしょうか？